【Review】AcousticSamples「GuitarBundle」レビュー（アコースティック・エレクトリックギター音源バンドル、使い勝手、他製品との比較など）
かなり話題となる割にはレビューも少ないようなのでレビューです。
メーカー情報
「TheAcousticSamples Guitar Bundle」は、可能な限り直感的に音楽的で演奏できるように、深くサンプリングされ、愛情を込めてスクリプト化された4つのクラシックギターのコレクションです。各ギターには独自の非常に特徴的なサウンドがあり、ロック、ポップ、フォーク、カントリー、アンダースコアなど、多くの音楽ジャンルに適しています。
その他製品内容はこちらも参照してください。
機能紹介
アコースティックギター2製品とエレクトリックギター2製品のバンドルです。
どの音源も使い方はほぼ同じように設計されています。
それぞれの音源には4つのモードが用意されています。
- ストラミングエンジン–超リアルなアコースティックストラミングパターンを簡単に作成
- パターンモード–1分以内にリアルなギターパターンをプログラム
- パターンメーカー–無限のサイズのストラミングとピッキングパターンを作成します
- ソングビルダー–プリセットコードパターンを使用して簡単にフルソングを作成
- ソロモード–自動ハンドポジションで美しいメロディーを演奏
Soloはキーボードそのままで打ち込みをする際に適していきます。キースイッチも充実しており、ハンマリング、ハーモニクスパルムミュートなどが。パーカッションノックなども用意されています。様々な奏法も用意されています。ChordはUJAMなど他の製品と同様、コードを演奏することで自動的にギターに適したヴォイシングで再生できるというもの。
また、コードメモリー機能も用意されており、一オクターブ分のコードを保存できるので、鳴らしたいコードをすぐに呼び出すことができます。プリセットも用意されています。
レガート、ハンマーオン、プルオフ、またはスライドを自動的にトリガーする強力なレガートエンジンとあるように奏法も充実。
総じて同時に2音以上の操作をすることが多いのでMIDIキーボードがあるほうが便利で良いですね。
ソングビルダーでは1オクターブのパターンをメモリーに保存でき、Midレンジでコードを指定しながらキースイッチでパターンを指定することでストラムを再生できます。それぞれのストラムパターンをエディットできる機能です。32のシーケンサーとなってり、アップダウンの奏法やどの弦を鳴らすか、そしてそれぞれの弦のヴェロシティ(127まで)を決めることができるのでかなり柔軟に演奏ができるのが特徴。ヒューマナイズ機能も用意されています。
そのため、大変リアルなサウンドができます。若干最初使い方がわかりにくい気もします。
アルペジオモードもあるようですが、こちらはややシンセ的といいますか、機械的な気もします。
パターンモードはコードモードと非常によく似ており、コード認識エンジンは同じように機能しますが、今回のトリガーは単純なストラムではなく、ループしたり、テンポやメトリックに適応したりできる一連のパターンです。コントローラーを使用してリアルタイムでベロシティを変更し、ホストに同期し、にグルーブを追加します。豊富なパターンから選択するか、パターンメーカーを使用して作成し、各トリガーに割り当てて、数回クリックするだけで完全な曲を作成できます。
評価
4製品のバンドルで考えると明らかにコストパフォーマンスが良いといえるでしょう。また、1製品使い方がわかれば、全部同じような操作なので使いやすいことも〇。ギター音源を持っていない人には一度に様々なメーカーのギターが用意できるのでお勧めです。初めての人でもわかりやすいと思います。持っている人でも、このギターのブランドを持っていない人であれば、持っていて損はないくらいにはよくできた音源だと思いますね。
